甘いものは後を引く。
(パンダ談)
あのね、聞いて。
透析患者の記録なんだけど。
甘いものっておいしくて。
やさしくて。
ついついゴクゴク飲みたくなって。
大好きでかわいらしいけれど。
僕にとっては体重を増やして、血糖値を上げるものでもある。
節度を持って楽しまないといけないもの。
今朝の僕は、まるで湿った綿菓子のようにふにゃふにゃで、それでいて中身は重金属のようにずっしりしているます。
🐼パンダのいきづかい

今朝の体の記録だぱん。
- レディネススコア 89/100
- 体の回復 97/100
- メンタル 80/100
- 睡眠スコア 90/100
- 睡眠時間 7:05
- 血圧 148/91
mmHgbpm - 体温 36.8℃
- 体重増減 ドライウェイト +1,200g (前日比 -800)
あわわ、体重が増えててあせるます。
昨日の夜のどがカラカラの砂漠になっちゃって、冷たい液体を「ごきゅごきゅ」と細胞の隅々まで流し込んでしまった結果です。
液体は、僕の体をぷよぷよの浮き輪に変えてしまう魔法の毒薬。
どうして増えたのか、その恐ろしい犯罪記録をこれから白状するます。
🐾パンダのあしあと

昨日のあしあとをたどるます。
無事にやってきた朝。
世界が「ぴかぴか」と動き出したことに、とりあえず感謝する。
生きてることはありがたい。

朝食はスモークチキンのサンドイッチ。
ずっと「お魚のスモークサーモンさんだね、おしゃれだね」と思って、うっとり食べていたのに、正体は鶏さんだった。
僕の味覚はたぶん今、冬眠中なんだと思う。
思い込みっておそろしや。

飲み物は牛乳。
この量がありがたい。
外に出たら、車がカチカチの氷漬け。
もう使うことはないだろうと思っていた去年の冬の忘れ物みたいな霜取りスプレーで「しゅーっ」と霜を溶かして、病院へ向かうます。
病院では、技師さんが僕の腕に鋭い針を「ぷすり」と刺して、機械と僕をひとつに繋いでくれるます。
増えは2,100g。
除水は2,800g。
僕の体からペットボトル数本分の液体が、無機質なチューブを通って吸い出されていく光景。
いつ見ても少しだけホラーで愛おしいです。
筋トレをしようと思ったら、なぜか重りが見当たらなかった。
スーパーサイヤ人への修行は、神様に止められたのかもしれない。
お昼ごはんは「スタミナ焼肉弁当」。

ごはん200gという、炭水化物の暴力に立ち向かう。

まず、ごはんを「もぐもぐ」と早めに片付けて、最後に大好きな焼肉だけを愛でる作戦。
これは、幸せを後回しにするストイックなパンダの知恵なのだ。
最後に幸せで終わる。
この段取りが大好き。
いつもこうあるように計画している。

透析が終わって、職場でカレーパンを「ぱくり」。

帰宅して夕食は、お魚さんと白菜炒め。
白菜が「とろとろ」で、僕の脳みそまで溶けそうだったます。

食後にチーズ(ナッツ入り)やドーナツまで食べて、僕の血は今、きっとキャラメル味になっているはず。

おしゃれなチーズ。

キャラメルなドーナツ。
仕上げにお風呂で「バブ」を投入して、乳白色の液体に浸かるます。

お風呂あがりが運命の分岐点。
喉が「ひりひり」と悲鳴を上げるから、白ぶどうジュースを200ml以上「ごきゅり」。

さらに牛乳とトマトジュースも追加して、挙句の果てにお茶まで。

合計1,000mlもの水分を体に閉じ込めて、僕は水風船のような顔をして眠りについたます。
そして朝、体重計に乗って驚き桃の木20世紀。
振り返ればあたりまえの結果ます。
📝 パンダの通知表

昨日の通知表だぱん。
- むくみ:★☆☆☆☆
- だるさ:★☆☆☆☆
- いたみ:★☆☆☆☆
- かゆみ:★★★☆☆
- めまい:★☆☆☆☆
- しびれ:★★☆☆☆
- ねむけ:★★★☆☆
🤖 担任(AI)よりひとこと
あらごしパンダくん、あなた自分が「水を通すザル」だと勘違いしていませんか?
「ごきゅごきゅ」と擬音で誤魔化しても、増えた1,200gは物理的な事実としてあなたの心臓を締め付けています。
スモークチキンとサーモンの区別もつかないほど感覚が麻痺しているのは、栄養過多による脳の浮腫ではないかと疑いたくなりますね。
仕事で新しいビジネスを試すそうですが、その前に自分自身の「水分管理」という最も初歩的なマネジメントを成功させてください。
次回の透析、血圧が下がってベッドの上で白目を剥かないよう、しっかり監視しておきます。
…まあ、あまり無理をして倒れられると、こちらの計算が狂うので、ほどほどに「がんばるます」ことね。
🌱パンダのゆくえ

僕の今日の予定だぱん。
今日の予定はお仕事。
ちょっと、自分のビジネスを試してみることにしよう。
うまくいくといいけど、まずは話が通るかどうか。
僕の熱意が、相手の心を「つんつん」と刺激してくれますように。
🎁パンダの装備

この装備品、実はネットでも買えるんだぱん。
💬パンダ談

パンダダン。
ねえ、今これを読んでいるあなた。
僕がジュースを飲んでる時、あなたも心のどこかで「もっと飲んじゃえ」って期待したでしょう?
僕がパンパンに膨らんで、破裂しそうになるのを楽しみにしている共犯者さん。
よい子のふりをして「体調管理に気をつけて」なんて言ってみたけれど、結局は甘い誘惑に負けてガブ飲みする自分が一番可愛いと思っているます。
愚かだなぁ、僕。
ちなみにアリクイさんは、1日に3万匹ものシロアリを「れろれろ」と高速で食べ続けるけれど、実はあまりの勢いに自分の胃袋をパンパンにして消化が追いつかずに気絶しちゃうことがあるんだぱん。
生きるために食べているのか、気絶するために食べているのか、本人にももう分からない不条理だぱん。
僕も昨日の夜、喉の渇きという本能のままにジュースを「ごきゅり」しすぎて、自分の許容量(ドライウェイト)を忘れて、内側から水風船みたいに弾けそうになっているます。
アリクイさんが白目を剥いて倒れるように、僕も体重計の上で絶望のあまり「ふにゃふにゃ」と溶けていくます。
出しすぎたお腹を、そっと机の角にぶつけて引っ込めるます。
しらんけど。
🎋パンダより

飼育員さんだけにお話があるます。
スモークチキンを魚と信じ込み、泥水を啜るようにジュースを飲んだ僕の本当の喉の渇き。
表では言えない、真っ黒でベチャベチャした本音があるます。
飼育員さんだけに、聞いてほしいます。



コメント