
見渡す限りのスクラップ
かつて「未来」と呼ばれたものの燃え殻
血の気の引いたような、白濁した昼光の下
私は今日、一粒の種を落とす
芽が出るかはわからない
花が咲くかもわからない
実るかどうかなんて、誰にもわからない
わかっているのは、蒔かなければ
この灰色の世界には、何もはじまらないということだけだ
泥にまみれた指先
冷え切った掌の熱が、種に伝わる
これは「希望」などという綺麗な言葉じゃない
ただの、生存の義務だ
何度でも、何度でも、土を掘り返す
僕の世界
見渡す限りのスクラップ
かつて「未来」と呼ばれたものの燃え殻
血の気の引いたような、白濁した昼光の下
私は今日、一粒の種を落とす
芽が出るかはわからない
花が咲くかもわからない
実るかどうかなんて、誰にもわからない
わかっているのは、蒔かなければ
この灰色の世界には、何もはじまらないということだけだ
泥にまみれた指先
冷え切った掌の熱が、種に伝わる
これは「希望」などという綺麗な言葉じゃない
ただの、生存の義務だ
何度でも、何度でも、土を掘り返す