週3回の人工透析を受けながら、「ただ生かされるだけの存在」から抜け出したくて一歩を踏み出した。
クラウドワークスで見つけた、たった5円のタスク案件。
ベッドの上で文字を入力し、送信ボタンを押したあの日から数日。
今日、画面の中に「承認」の文字を見つけた。
「たかが5円」じゃない。ゼロが1になった日
画面に表示された「5円」という数字。
一般的に見れば、駄菓子一つ買えないような小さな金額かもしれない。
でも、僕にとっては違った。
自分の力で、自分の手で稼ぎ出した、ゼロから1になった記念すべき最初の「成果」だった。
「自分にも、まだ社会と繋がって価値を生み出せる可能性がある」
そう思えた瞬間、胸の奥が熱くなった。
歓喜の直後に届いた「甘い誘惑」と冷や汗
しかし、喜びも束の間。直後に1件のメッセージが届いた。
「素晴らしい文章でした!1記事1,000円の継続案件があります。詳細はこちらの外部フォームへ……」
最初は「えっ、もう評価されたの!?」と一瞬舞い上がった。
でも、落ち着いて読み直してみると、どこか違和感がある。
定型文のような文章と、クラウドワークス外の外部サイトへの誘導。
AIに相談してみると、これはあきらかにクラウドワークスの規約違反(直接取引の誘惑)であり、初心者を狙った悪質なスカウトの手口の危険が高いということだった。
一気に冷や汗が出た。
自分の身を守るために、速攻でやったこと
せっかくの初勝利の余韻が吹き飛ぶ怖さがあったけれど、ここで焦っても仕方ない。
僕はすぐに以下の対応をとった。
- メッセージを徹底無視
- クラウドワークスの表示名を、SNS(Xやnote)で使っている名前と完全に別のものに変更
SNSと同じニックネームを使っていると、相手にアカウントを特定され、SNSのDMなどで直接営業やスパムを送り付けられるリスクがあるとAIにアドバイスされたからだ。
「自分を守る防御力」も、ネットで自立していくためには必須のスキルなんだと、痛烈に学んだ。
ここから僕の挑戦が始まる
5円という小さな初報酬と、初日に食らったネットの洗礼。
苦い経験も含めて、最高の学びになった一日だった。
泥臭くてもいい。
転びそうになってもいい。
安全第一で自分の身を守りながら、僕はこれからも一歩ずつ進んでいく。
透析ベッドの上からでも、人は変われる、稼げる。
そんな自分を実現したい。
ここからが僕の本当のスタートだ。


