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ワガママ王国の入国審査は、配合を間違えたカルピスと共に

なう
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なんか変なカルピスができたよ。
(パンダ談)

「自分らしく」なんて言葉を信じるには、僕たちは少しばかり大人になりすぎたし、少しばかり内臓の数値が現実を教えてくれすぎている。

だから、僕たちは「ワガママ」という言葉を選んだんだ。
誰かに許されるためじゃなく、自分が自分であるために。
勝手に旗を立てて、勝手に呼吸を始める。
それは自由というよりは、もっと泥臭い、生存のための執着に近い。

僕の赤いパーカーも長年着古して少しだけ毛玉ができ、生活の匂いが染み付いている。
でもこの古びた戦闘服を着て、僕は新しい大陸の土を踏むことに決めた。
期待なんて多ければ多いほど、あとで水に薄まったときに虚しくなるだけだ。

そう、あの深夜のカルピスのように。

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新天地「ワガママ王国」の土を、赤いパーカーで踏みしめる

はじまりは「ワガママ王国」という少し不遜で、それでいてひどく潔い名前の場所から。
これまでネットの海に浮かぶ孤島でそれぞれ筆を折ったり継いだりしてきた仲間たちが、ひとつの大きな大陸に集結することになりました。

イメージは、まさに「少年ジャンプ」。
泥臭い努力も報われない友情も、すべてを飲み込んでエンターテインメントに昇華させるあの巨大な熱量が、この王国には満ちている気がします。
僕はここで、引き続き『パンダダン』という名の毒気と愛嬌の混ざり合った日常を綴っていく予定です。

新しい場所の匂いは、まだ少しよそよそしい。
けれど、誰かの「ワガママ」が誰かの「救い」になるような。
そんな歪で美しい景色を、僕は赤いパーカーの袖を捲りながら眺めたいのです。

この王国の国民として僕が最初に捧げるのは、深夜の静寂と愚かな配合ミスの記録です。


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午前4時30分の引越し作業と、意識を失った朝ドラ

昨日は、新天地への引っ越し作業という名の終わりなきデータ移行に追われていました。
気がつけば、部屋の隅に溜まった埃とモニターの光に照らされた僕の顔だけが、この世界のリアルでした。
寝たのは、新聞配達のバイクの音が「おはよう」とも「おやすみ」ともつかないリズムで響きはじめた午前4時30分。

案の定、まともに起きられるはずもありません。
重いまぶたをこじ開けたのは、時計の針が8時を回った頃。
テレビをつけると、NHKの朝ドラ『ばけばけ』が放映されていました。

画面の中では誰かが笑い、誰かが泣いているようでしたが、僕の脳内はまだ4時30分のまま止まっています。
朦朧とする意識の中で、ドラマのセリフはただの「心地よいノイズ」として鼓膜を滑り落ちていきました。

ただ自分が今、猛烈に「喉が渇いている」。
ということだけが、唯一の確かな事実でした。


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溺死したカルピスと、透析患者の「水」への眼差し

ぼんやりした頭で、僕は「世紀の発明」を思いつきました。
冷蔵庫に眠る「濃いめのカルピス」に、余っていた「炭酸水」を混ぜる。

「もともとが濃いめなら、多少薄まっても大丈夫なはずだ」
そんな深夜明け特有の傲慢な計算が、グラスの中で無惨な結果を招きました。

完成したのは、特製カルピスソーダ…ではなく、「氷が溶けきって放置された後のカルピス」のような、救いようのない何かでした。

炭酸水という名の暴力に、カルピスの甘みが完全に溺死している。
一口飲むと冷たさは中途半端で。
炭酸はただ喉をそよ風のように刺激し、乳酸菌の気配は遠い記憶の彼方。
それはもう薄くて、まずくて。
魂の抜けた「白い絶望」でした。

ふと、透析生活を送る自分の体を思います。
僕にとって「水」の摂取は、緻密な計算の上に成り立つ(つもりの)綱渡りです。
それなのに、たった一杯の飲み物の比率さえ間違えてしまう。
自分の欲と適当な判断が生み出した「薄まった液体」は、僕の適当さをそのまま表現したような飲み物でした。

けれどそんな失敗を嘲笑うかのように、僕の胃袋は別の幸福を感じていました。


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みかんの蜜と、焼き鳥の煙に巻かれて

飲み物で大ゴケする前。
昨日の食事は「暴力的なまでの充実」を極めました。
昨日は、まさに「みかん」への回帰。

ひんやりとしたみかんのアイスを頬張り。
でも、まるで温州みかんではなかった。

ぷるんとしたみかんのプリンで追い打ちをかける。
柑橘の甘酸っぱさの記憶が、失敗したカルピスで汚れた舌を優しく浄化していく。

さらに、自分で焼き鳥を焼くというエンタメも味わいました。
ジュウジュウと音を立てて脂が落ちる、その匂い。
ネギマのネギをどれくらい焼いたろか。
その加減はもう僕の自由です。
半生で辛みと香りの強く残るネギも、甘くとろりとしっかり焼けたネギも。
すべて僕次第の自由を謳歌しました。

今日は今日で、お刺身の生々しい感触と山盛りのフルーツにまみれた一日。
お昼寝という名の「現実逃避」をたっぷり挟みながら、僕は自分の機嫌を自分で取っていくのです。

場所が変わっても、僕が赤いパーカーを着て小さな失敗を積み上げ、それすらも「美味しい、これこそ人生だ」と咀嚼して生きていくことに変わりはありません。
新しい『パンダダン』、はじまります。

みなさんも配合を間違えたカルピスを飲み干すような、冴えない日があるかもしれません。
でもその薄味の中にこそ、僕たちの生々しい生活の質感が隠れているのだと僕は信じています。

お刺身のパックを開ける音が、今日の僕のファンファーレです。

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