どーも、こんちくわ☆
しっくんです。
誰にだって、一年のなかで特別に甘やかされたい日というものがありますよね。
僕にとっては、それが先日迎えた誕生日でした。
けれど、透析を続けてもう7年と少しになる僕の身体には、毎年この季節になると、ちょっとした「試練」がもれなくセットでついてくるのです。
そうなのです。
誕生日のすぐ近くには、いつも定期の血液検査が待ち構えているのです。
目の前にやってくる、つやつやしたイチゴののったケーキ。
並べられる、とびきりのごちそう。
普通ならただ「わあ、美味しそう!」とフォークを伸ばせばいいはずのその瞬間、僕の頭のなかでは、小さくて冷徹な電卓がパチパチと音を立てて動き出します。

このフルーツのカリウムは、生クリームのリンは、僕の身体の境界線を越えてしまわないだろうか…?
このごちそうのリンの数値は、大丈夫なのだろうか…?
ごちそうを前にして、大丈夫かな、どうかな、とジタバタと心の中で格闘する時間。
それはちょっとだけ切なくて、なんともいえない間の悪さがあります。
誕生日くらい、何も気にせずにお腹いっぱい食べられたらどんなに楽だろう。
そんな本音が、胸のすみをよぎることもあります。

でも、結果は後日、静かに僕の前に差し出されました。
お先生が、検査用紙を見つめながら柔らかく言いました。
「今回も、言うことなし!素晴らしいですね」
その一言を聞いた瞬間。
透析室の白い空気のなかで、僕の胸の奥の、いちばん深いところがカッと熱くなりました。

よっしゃ、やった……!!!
今回も、ちゃんと自分の身体をコントロールできたぞ!
心の中で、思いきり拳を突き上げて熱いガッツポーズをしました。
もちろん、大人の男ですから、顔には一ミリも出していないつもりです。
先生の前では、ただ「あ、ありがとうございます」と、いつもの中性的で、すましたポーカーフェイスを維持していましたけれど。
これって傍から見れば、本当にちっぽけな僕だけの自己満足の戦いなのかもしれません。
でもね、どれだけ不器用でジタバタあがくような毎日だったとしても、自分の意志で自分の明日のために限界をコントロールしきったその瞬間は、最高にリアルで誇らしいものなんだと思うのです。
今、いろんな不安や、思い通りにいかない現実を前にしてジタバタとあがいている「君」へ。
その泥臭い格闘の毎日は、絶対に間違っていないよ。
ポーカーフェイスの裏側で、自分にしかわからない小さなガッツポーズをひとつずつ積み重ねていこう。
僕たちの明日は、その拳のなかにしかないんだから。
食事も振り返っておきましょう。
金曜日。

透析後におやつでアイスもなかときゅうりを食べています。
夕食はおうちごはんでざるラーメンだったみたいですね。
麺も問題なしか。
土曜日。
フィッシュソーセージもリンやカルシウムが心配でしたけど問題なさそうですね。
カルシウムが少ないものを選んでいます。
この商品は牛乳200mlと同じ程度のカルシウムだったので大丈夫だと思ったのですが、検査で大丈夫だと安心できますね。
カレーパンもお肉もアイスも。
問題なかったようです。
日曜日。
じゃがいもも、市販のゼリーも、問題なし。
コンビニのサンドイッチもカップデリも、アイスもお肉も。
なにを食べるかも大事だけど、ある程度のものを食べても食べすぎなければ大丈夫。
そう思えるようになってきました。
もちろん試行錯誤もありましたけどね。
なにしてもリンが高くてなにも食べられなくなった日々もありました。
口にするのが怖くてね。
月曜日の朝食は増えが多かったので抜きました。
今月の血液検査もたくさん学びがありました。

