どーも、こんちくわ☆
しっくんです。
撮影現場のスターと、まだ何にでもなれる僕たちの旅。
朝、目が覚めて鏡を見る。
そこに映るのは、お世辞にも「完璧な自己管理」とは言えない一人の男の姿です。
睡眠時間は4時間42分。
差し出された現実の数字は、血圧 145/87mmHg、脈拍 83bpm、体温 36.7℃。
そして体重の増減に目を落とせば、ドライウェイト比でプラス2,800gという、あからさまな大超過。
…うん、完全にやらかしています。
寝不足の頭に、増えすぎた体重。
これは言い訳のしようもない「よくない失敗」です。
週の始まりの透析を前に、僕は静かに反省の海に身を沈めることになるわけですが、人間というのは不思議なもので、どん底の数字を叩き出している最中にも、小さなときめきを見つけてしまう生き物なのです。
実は今日、透析の前に「撮影」があるのです。
こうして言葉にすると、なんだか最前線を走るスターみたいで、ちょっと格好いいじゃないですか。
「ごめん、朝から大事な撮影が入っててさ」なんて、誰に言うわけでもないのに、心の中でプロデューサー気取りの妄想が膨らんで、むふふと不敵な笑みが漏れてしまいます。
まあ、実際のところはただのレントゲン撮影なんですけれど。
でも、こういうくだらない妄想で朝の憂鬱を笑い飛ばせるなら、それは僕にとって立派な特等席の幸せだと思うのです。
さらに追い打ちをかけるように、今日のお弁当のメニューは「ハンバーグ&海老フライ」という、わんぱくなキッズたちが狂喜乱舞する王道のラインナップ。
大人の僕だって、子供以上に胸を躍らせています。
今の僕のコンディションで、果たしてどれだけ美味しく食べられるかという切実な問題は残されていますが、それでも「食べられるといいな」と願う瞬間は、たまらなく愛おしい。
すべては体重の増え次第なのですがね。

そんな僕の不器用な日常の背景に、今朝は一枚のタロットカードが重なって見えます。
それは、崖っぷちを飄々と歩く【愚者】の姿。
他人の失敗を見ては「自分も気をつけなきゃ」と襟を正し、自分の失敗に直面しては「これは挑戦した証拠だ」と言い訳をしてみる。
僕たちは日々、小さな失敗を繰り返しては軌道修正を繰り返す旅人です。
人はよく、失敗を恐れて足がすくんでしまうけれど。
本当に恐れるべきなのは、失敗することよりも「傷つかないために、なにもしないこと」そのものなのかもしれません。
この『愚者』のカードに描かれた若者は、荷物もほとんど持たず、自分が何者であるかという肩書きすら気にしていません。
だって、まだ何者でもないということは、これから何者にもなることができるということだから。
僕たちはもっと自由に挑戦していいし、もっと気ままに、この「人生」という凸凹だらけの旅路を楽しんでいいはずなのです。
体重が増えすぎた朝があっても、寝不足でフラフラな日があっても、それはあなたが「今日を生きる」という冒険に挑んでいる証拠。
泥臭くたっていい、ジタバタあがいたっていい。
最後に笑って「いい旅だった」と言えるなら、途中の寄り道も、やらかした失敗も、すべてが輝く僕たちの血肉になる。
さあ、お腹を少しへこませて、スターの撮影現場(レントゲン室)へ、堂々と一歩を踏み出そう。
おいしいハンバーグ食べたいよね。
今日もよろしくお願いします。

