どーも、こんちくわ☆
しっくんです。
今朝はなんだか、いつもよりちょっとだけ世界がフワフワと頼りなく揺れているような、不思議な目覚めでした。
それもそのはず、昨日、僕の「ドライウェイト」が200g下がったのです。
透析をされている方ならきっと深く首を振ってくださると思うのですが、僕たちにとってこの「設定体重」というのは、自分の意志とは別のところで決められる、絶対的な国境線のようなもの。
水分を自分の力で外に出せない僕らは、機械の力を借りてその「線」を目指して除水を行います。
昨日引かれた新しい線は、これまでより200g深い場所。
たった200g。
コンビニの棚に並んでいる、ストロー付きの四角いパックジュース。
あのはちみつレモンやリンゴジュース1本分くらいの重さです。
けれど、人間の身体というのは本当に繊細にできていて、そのパックジュース1本分の水分が足りないだけで、世界は途端に足元からぐらつきを主張しはじめます。
昨日はちょっと、頭がフラフラとしてしまいました。
おまけに今朝は、スマートウォッチを枕元に置き去りにして眠ってしまったようで、睡眠データは真っ白な謎に包まれています。
体感としては、決して長くはない夜。
血圧はなぜか147/92mmHgと強気に跳ね上がり、体温も36.9℃と少しだけ熱を帯びている。
昨夜の喉の渇きを証明するように、体重はドライ比でプラス1,500gを記録していました。
なんだか、身体中のパラメーターがそれぞれの方向へ一斉に走り出してしまったような、そんなちぐはぐな朝です。

今日の僕の心の景色をタロットに映してみると、それはきっと【節制】の逆位置。
2つのカップの間で、聖なるお水を一滴もこぼさないように、必死にコントロールしようとジタバタしている姿です。
「あっちを立てれば、こっちが立たず」 水分を減らせばフラつき、喉が渇いてお水を飲めば数字が跳ね上がる。
完璧なバランス(ジャストな調和)なんて、そう簡単には見つかりっこない。
まるで、正解のない迷路を歩いているような気分になります。
でもね。
この完璧にいかない、思い通りにコントロールできない身体と付き合っていくことこそが、僕たちの「生きている証明」そのものなんじゃないかって思うのです。
どれだけちぐはぐで、パラメーターがバラバラでも、僕の心は不思議と今日という日に牙を剥いています。
これからお仕事。
色々な新しいチャレンジが待っています。
足元が少しフワついているなら、いつもよりちょっとだけ慎重に地面を踏みしめればいい。
血圧が高いなら、深呼吸を多めに自分にプレゼントしてあげればいい。
もし今日を過ごしてみて、やっぱりこの200gの引き算が身体に厳しすぎるのだとしたら、明日、病院の先生に「ごめん、やっぱり戻して!」って、お茶目に白旗を振ればいいだけのこと。
それは敗北ではなく、自分の身体の声をちゃんと聴けたという、立派な前進です。
生きるって、いつだって泥臭くて、スマートじゃない。
ギリギリのところでジタバタと辻褄を合わせながら、それでも「さあ、次の一歩をどう踏み出してやろうか」ってあがき続ける。
その不器用な姿のなかにしか、本物の美しさは宿らないと、僕は信じています。
あなたの今日が、どんなにアンバランスなはじまりだったとしても。
どうかその歪さを愛して、一緒に今日という日を乗りこなしていきましょう。
フルーツがおいしい季節ですね。
今年もいろいろと食べることができたらうれしいです。
今日もよろしくお願いします。

