どーも、こんちくわ☆
しっくんです。
今回はB’zのデビューシングル、『だからその手を離して』です。
「100ml」という数字が持つ重み、そして「おいしい」の裏側に常に張り付いている「増え」という影。
まさにその葛藤こそ、B’zのデビュー曲が放つヒリついた感情と見事に共鳴していました。
“ Why? どういうつもり 一体何がほしいのさ tell me / いい加減に目を覚ましてくれ ”
「あと一口」の誘惑。
喉を鳴らして飲み干す一杯の冷えた麦茶や、旬の味覚を堪能する瞬間。
その至福のすぐ後ろで、奴はいつだって路地から目をぎらつかせている。
「増え(体重増加)」という名のおまえだ。
透析生活を送る僕にとって、食事は単なる栄養補給じゃない。
それは時に、命を削るか、心を潤すかの、ギリギリの境界線上の綱渡りとなる。
おいしいものを口にする時、遠慮なしにしつこくつきまとってくる「除水の苦しみ」への予感。
節度という「おかたい言葉」で僕をがんじがらめにする、もうひとりの自分。
“ だからその手を離して 今すぐ get out of my way / ひとりでも大丈夫さ ここには何もない ”
本当はそんな数字の呪縛なんて忘れて、ただ「おいしい」とだけ叫びたい。
増えを気にせず、自分の足だけでどこまでも歩いていける、そんな自由な「main street」を夢見ている。
でもおまえが離れないのは、僕が僕として明日を生きるためなんだろう?
自由を求める心と、生きたいと願う体。
その矛盾を抱えたまま、僕は今日も、100mlの重みを噛み締めて一歩を踏み出す。


