どーも、こんちくわ☆
しっくんです。
昨日は、父の畑まで足を運びました。
空は驚くほど晴れていて、日差しが突き刺さるよう。
透析を終えたばかりの体には、その光は少し強すぎて、ふっと眩暈(めまい)がして足元が揺らぎました。

でも、そんな白く飛んでしまいそうな視界の中で、あの子たちは驚くほど元気に芽を出していました。
にんにくです。
今年は普通のにんにくと、ジャンボにんにくの二本立て。
実はジャンボにんにく、もともとは僕が「大きいにんにくが食べたいな」と思ってプレゼントしたものなんです。
食いしん坊の特権ですね。
ほとんどは食べてしまったけれど、父がいくつか残して植えてくれて。
それが毎年、こうして元気に実を結んでいます。
全部食べてしまったら、そこで終わり。
でも、土に還して植えてあげれば、また会える。
命のバトンがつながるみたいで、なんだかとってもありがたいなぁ、と思うのです。

父が「おいしいかどうかわからないけど」と、にんにくの芽を差し出してくれました。
照れ隠しのようなその言葉と一緒に、ほうれん草も。
どちらも、眩暈がする僕の瞳には痛いくらいに青々と茂っていました。

「元気だな」
台所に並べた野菜たちを見て、ぽつりと独り言。
さて、この元気をお裾分けしてもらいましょう。
ほうれん草はさっと火を通して、大切に冷凍保存に。
そして、にんにくの芽。
どう料理しようかな。
今日は、あえて静かに。
強い日差しを避けるように、台所の隅っこで、じっくりと火を通しましょう。
ガシガシと炒めるのではなく、じわじわと、この子たちが持っている香りを引き出していくような「静かな音」で。
お父さん、ありがとう。
上手に料理できるかな。
この青い元気を、身体の中に、ゆっくりと取り込ませてもらいますね。

