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不器用な夜にこぼしたスープと、僕たちの背中にある消えない灯火について

僕の日日
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どーも、こんちくわ☆
しっくんです。

昨日はね、めずらしく透析のあとに、体がずっしりと重たくなるようなしんどさに見舞われてしまいました。
たまにあるのですよ、こういう容赦のない日が。

そうなると人間の防衛本能というやつでしょうか、あるいは心のどこかにある小さな恐怖が騒ぎ出すのか、僕の脳内は「なんとかしてこの窮地を脱しなければ!」というモードで一色になります。

栄養を摂れば楽になるかもしれない。
水分を一口飲めば、この乾きときつさが和らぐかもしれない。

そうやって、必死に体が回復のルートを探そうとするのです。
結果として、昨日はその作戦が劇的な功を奏することはなく、ただただ純粋に、ドライウェイト比「プラス1,400g」というシビアな現実だけを律儀に手元に残して、夜が更けていきました。

思い通りにいかない自分の体に、少しだけやりきれなさを覚える。
そんな間の悪い夜だってあります。

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だけどね、きつかったからこそ「もう起きていられない!」と泥のように早く眠りについたおかげで、睡眠時間はなんと8時間8分。
おかげさまで、血圧は120/80mmHg、脈拍85bpm、体温は36.6℃。
デジタルな数字たちは、驚くほどきれいで、いい感じの調和を保ってくれています。

昨日よりは随分と楽になりましたが、まだ名残惜しそうに少しだけしんどさが体に居座っています。
増えの多さも、確かにちょっと目立ちます。

でもね、それでいいんです。
仕方ないじゃない、人間だもの。

タロットカードに【カップの5】という絵柄があります。
足元に倒れた3つのカップを見て、黒いマントを着た人物がうつむいている図です。
昨日の僕なら、まさにそのこぼれた液体(増えてしまった体重や、思い通りにいかなかった回復策)を見て、ため息をついていたかもしれません。

だけど、その人物の背後には、まだしっかりと直立している2つのカップがあるのです。
今の僕にとってのそれは、しっかりと確保できた8時間の睡眠であり、安定してくれた血圧と体温という「残された、確かな財産」に他なりません。

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失ったものや、やってしまった後悔ばかりに目を奪われている時間は、僕たちにはないのです。
必死に食べようとしたのも、飲もうとしたのも、僕の細胞が「生きたい」とジタバタあがいた美しい証拠。

泥臭くたっていい。
スマートじゃなくたっていい。 もがいて、失敗して、それでも翌朝にこうして目を覚まして「今日はお仕事、がんばろう」と思えていること自体が、どれほど凄くて、どれほど愛おしいことか。

限界まで闘った昨日の自分に「よくやった」と声をかけて、残された2つのカップを両手で握りしめ、前を向きましょう。

今日の予定は、お仕事。
体調の波と上手にダンスを踊りながら、一歩一歩、自分のペースで進んでいこうと思います。
君も、自分の足元にある「残された宝物」を忘れないでね。

食物繊維を飲み物から摂るのもいいかもしれないと思いました。

今日もよろしくお願いします。

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