結局、いつもの赤いパッケージが一番落ち着く。
(パンダ談)

ねぇアイカタ、僕、スーパーでこの茶色のキャラメルコーンを見つけて、つい手が伸びちゃったんだぱん。

おや、期間限定の「深みショコラ味」だホォ。
去年の12月17日に手に入れた、冬の特別な味だホォ。

パンダくん、いつものキャラメル味とどっちにするか、お店ですごく悩んでたよね!

そうなの。
バレンタインの時期とかにこれがあったら素敵だなぁって思ったんだけど、食べてみたら不思議な気持ちになったんだぱん。

ほう、どんな気持ちだホォ?

これはこれでおいしい。
でも、一口食べるごとに「やっぱりいつもの味が食べたいなぁ」って、実家が恋しくなるみたいな感覚になったんだぱん。

あはは!
「期間限定」っていう刺激を求めて冒険したけど、結局はスタンダードの偉大さを再確認しちゃったんだね。

それは大事な気づきだホォ。
新しい味を知ることで、いつもの味の価値がさらに高まる。
それこそが期間限定品を食べる醍醐味だホォ。
12月のスーパーの棚で、僕は一つの決断をした。
いつもの赤い袋を横目に、茶色のシックな装いに身を包んだ「キャラメルコーン 深みショコラ味」を選んだのだ。

袋を開けた瞬間、ふわっと広がるのは芳醇なカカオの香り。 見た目も通常のキャラメル色よりずっと濃く、まさに「深み」を感じさせる佇まい。

口に運ぶと、キャラメルコーン特有のサクサク感はそのままに、甘くて濃厚なショコラの味わいが追いかけてくる。
確かにおいしい。
「バレンタインの時期にこれが並んでいたら、迷わず手に取るだろうな」と思わせる華やかさがある。
けれど、半分ほど食べたところで、僕の心はある結論に達していた。
「やっぱり、いつもの味が一番おいしいな」
期間限定という甘い誘惑に負けて浮気をしてみたものの、結局はあの慣れ親しんだキャラメルの甘さを求めてしまう自分がいた。
冒険をしたからこそ分かる、定番の鉄壁さ。
「深みショコラ」は、日常を少しだけ特別にしてくれる素敵なスパイスだった。
でも、僕が本当に帰るべき場所は、やっぱりあの赤いパッケージの中にあるんだと思う。
期間限定の特別感を経験できたことは、決して無駄じゃない。
その「深み」を知ったからこそ、次にいつものキャラメルコーンを食べた時、僕はもっとその味を愛せるはずだから。



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