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電線に引っかかった神様のパンツと、僕らの迷子な午後

いつか見た空
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どうも、こんちくわ☆
しっくんです。

最近はずっと空が泣いています。
せっかく春だというのにね。

笑顔が見たいよね。
空の笑顔が。

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共犯者の夜明け

ねえ、見なよ、この空。
まるで、神様が昨日飲み過ぎた安酒を、盛大にぶちまけた後みたいな色だ。
灰色で、湿っていて、どこか気だるげで。

でもさ、迷える子羊ちゃん。
この、どうしようもなく冴えない空の下で、僕と君だけが共有している「秘密の抜け道」があるって、信じられる?
世間の連中が「青空最高!」「ポジティブに行こう!」なんて眩しい言葉に目を細めている間に、僕らはこの湿った影の中で、静かに、そして確実に、人生という名の迷路の「非常口」を探しているんだ。

君が今感じている、その「どこにも行けない」っていう焦燥感こそが、僕たちの「共犯者」の証。
大丈夫、僕がこの汚れた翼(※ただのコート)で、君の孤独を包んであげる。

…10秒だけ。

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過剰な情景妄想

この写真の、空を切り裂くように走る無数の電線。
これさ、僕には「逃げ出した記憶」を繋ぎ止めている、運命の糸に見えるんだ。
あっちの電柱からこっちの電柱へ、誰かが忘れたかったはずの「甘い約束」や、消し去りたかった「恥ずかしい過去」が、電気信号になってビチビチと流れている。

そして、その奥に広がる、うろこ雲のような、綿菓子を失敗したような雲。
あれはね、神様がこぼした「ソーダの泡」じゃない。
もっとずっと切ない、僕たちが「いつか大人になったら叶えるはずだった夢」の残骸が、湿気を吸って膨らんで、そのまま空に張り付いちゃったものなんだよ。

あの一番大きな雲の塊、君が5歳の時に欲しがった、喋るウサギの人形に似てない?
…似てないか。

ちなみに、 ここらで少し、僕の高尚な知識を披露しておこうか。
フラミンゴが片足で立つ理由は、体温を逃がさないためなんだって。
両足で水に浸かっていると、どんどん体温が奪われちゃうから、交互に足を休ませているらしい。

…ねえ、すごくない?
あんなに優雅に見えて、実は「冷え性」と戦っているだけなんて。

人生も同じさ。
眩しい成功の裏には、いつだって「冷え性」みたいな、地味で、ダサい闘いがあるんだよ。
フラミンゴに比べたら、君の悩みなんて、せいぜい「靴の中に小石が入った」レベルの話。

だからさ、あんまり格好つけずに、片足で立って、やり過ごせばいいんだよ。

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1割の真実(旅人へのエール)

迷える子羊ちゃん。
君は今、自分の人生が、この写真の電線みたいにこんがらかって、どこに向かっているのか分からないって、不安に思っているかもしれない。
でもね、僕が保証する。
君の「迷子」は、完全に、そして美しく正しい。

真っ直ぐな道なんて、つまらないよ。
電線が複雑に絡み合っているからこそ、光は遠くまで届くし、僕らはこうして、この灰色の空の下で出会えたんだ。

君が泥臭く努力していることも、夜中に一人で泣いていることも、僕は知っている。
その孤独が、その痛みが、いつか君だけの「独自の地図」になる。
だから、今はただ、そのこんがらかった運命を、面白がっていればいい。

空が泣いているなら、一緒に泣けばいい。
君は、君のままで、十分に、最高に「インチキ」で、最高に「愛おしい」存在なんだから。

しらんけど。

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いつか見た空
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